実現へのバイパス(2/4)|vol.113

願望実現

願望実現の一般的なプロセスを考えてみましょう。まず自分が偶然興味を持ったことや、友人の誘いなどのきっかけが起こります。例えばそれが友人からの「スノーボードを始めてみない?」という誘いだったとしましょう。それをきっかけにして最初のステップである「したいかしたくないか」の判断がされます。

そこで「よし、やってみよう」となると、次のステップである「自分にできるかできないか」という判断がされます。これはもちろん技術的なことを指しているのではありません。最初から上手く滑れるとは思っていないでしょう。このときの「自分にできるかできないか」は金銭的なことや時間的なことによる判断となるでしょう。

そこで、道具も揃えられそうだし時間も取れそう、つまりは「できる」と判断されると最後の判断が行われます。スノーボードを「するかしないか」です。その最終判断で「する」と決めたら、あなたはきっと友人と共にスノーボードに挑戦してみるでしょう。最初の「したい」が実現したわけです。

ここで注目したいのが、ここ数回に渡ってテーマとなっている第二のステップである「できるかできないか」です。例えば「俺スノーボードできるよ」と言う人がいたとしたら、あなたはどんなイメージを持つでしょう。きっと、ゲレンデを自由自在に滑走することができるという意味で受け取るのではないでしょうか。

そこで、先ほどの例に戻ってみましょう。仮にあなたはスノーボードをしたことがないとします。技術的なことでいえば、何もできない状態です。あなた自身も最初から華麗にエアーを決めたり、ハーフバイプを自由自在に滑走できるなどとは思っていないでしょう。

けれど、あなたは「したい」「できる」「する」という判断を段階的に経て実現させました。なぜあなたは技術的には何もできないのに「できる」と判断したのでしょう。再三に渡って言っている通り、第二段階の「できるできない」という判断は本来必要のないものなのです。

しかしあえてここを深掘りしてみることにしましょう。能力的には何の技術も身に付いていないのですから、あなたはスノーボードを「できない」はずなのです。ところがあなたはスノーボードが「できる」と判断しています。この場合、能力的にできるかどうかは考慮されていないということです。

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