あなたがオーダーしたいものをメニューから選んでみよう(1/3)|vol.165

願望実現

何かを「したい」という意図。それは「水を飲みたい」「お金が欲しい」「恋人が欲しい」といったものです。意図の段階では全て願望の扱いとなります。次に幾つかの選択肢が思い浮かびます。恋人が欲しいという場合は、特定の誰かという一択になる場合もありますが、大抵は複数の選択肢、あるいは無数の選択肢になることが多いでしょう。

この辺りから可能か不可能かの判断が発生し始めます。そして最終段階は選択です。この選択こそが実現の鍵を握っています。握っているというよりも、この選択こそが実現そのものです。ここで選択したものが実現するというわけです。

一円から十億円まで好きな金額を書きなさい、その金額をあなたにあげましょうと大富豪に言われたら、あなたは幾らを記入するでしょうか。一円から十億円まで十億通りの答えがあるわけですが、金額は人によって異なるでしょう。恐らく全員が全員、上限の十億円と書くわけでもないし、下限の一円と書くわけでもありません。その人にとって「ちょうどいい落とし所」が何処かにあるはずです。

あなたの現実は全てあなたが選択しました。あなたの所持品や所持金はあなたが無数の選択肢から「自分にふさわしいもの」を選び続けた結果です。誰の責任でもないし、誰のせいでもありません。選んだあなたの責任です。恐らくこの話には納得できない人が大多数でしょう。けれど、それが真実です。

あなたは所持金を十億円と選択することもできました。けれど理由をつけてそれをしなかったのです。その理由はわからないし、そもそもどうでもいいことです。なぜなら、選ばなかった理由など、所詮は取ってつけた言い訳に過ぎないからです。

あなたには本当は選びたかった選択肢があったはずです。全ての選択肢を理想通りに選んでいるのなら不満は発生していないでしょう。願望は不満から生まれますが、その不満は本当に選びたいものを選びきれなかった自分に対する不満です。願望に対する焦りは、いつになったら選択できるのかという焦りです。願望がなかなか叶わない苛立ちは、選択肢として存在しているのに選択しきれない苛立ちなのです。

結局、選択と実現がイコールである以上、どこまで行っても自分が選択しない限り実現にはならないのです。十億円が欲しいなら十億円を選択すればいいのです。特定の誰かを恋人にしたいなら、その特定の誰かを選択すればいいのです。願望実現とはそれぐらい単純な話です。それを思考が難癖をつけて「選ばせないようにしている」だけの話なのです。

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