「未来を変えたい」は叶わないので今すぐやめましょう(2/4)|vol.162

願望実現

時間というものは存在していません。記憶から生成された副産物によって時の流れがあるように錯覚しているだけです。時間という概念は、原因と結果という誰もが確信している法則によって成り立っています。

一般的に言われる現実とは、全て結果のことを指しています。すべての物事はあなたが「○○が起こった」と認識した時点で既に結果です。逆に言えば、人は結果しか認識することができません。しかし、結果というのは実に曖昧です。

あなたのそのときの気分や、周囲の反応によって結果の捉え方が変わることはよくありますし、後付けで「どうやら自分の勘違いだったようだ」と、結果そのものがひっくり返ることすらあります。現実とは、曖昧な結果の上に成り立っているのです。

起こった結果を、あなたがどう判断したかがその出来事の真実となります。どこまで突き詰めても出来事そのものに意味があるわけではなく、最終的なあなたの判断が真実となります。結果はあなた次第で変わるのです。そしてすべての瞬間、いうなればすべての「今」が結果の連続です。

真実はどこにあるでしょうか。真実はいつでも「ここ」にあります。あなたがリアルタイムで考えている「それ」が真実です。あなたの願望の結末はどこにあるでしょうか。先ほど述べた通りです。あなたが体感している「今」という瞬間は全てが結果です。これから起こるのではありません。すでに起こったのです。あなたが今「無理そうだ」と考えたのなら、願望の結末は「無理そうだ」です。それに沿った現実を体験し続けることになるでしょう。

「今」は結果であり、真実は「ここ」にあります。つまり「今ここ」というのは、真実の結果があるところという意味となります。平たく言えば「本当の現実」があるところということです。付け加えれば、「本当の現実」が自分自身によって作られている場所ともいえるのです。

「本当の現実」は「今ここ」にしか存在できません。他の如何なる場所にも存在できないのです。よって「本当の現実」は過去にはなく、未来にもありません。あなたはきっと現実を変えたくてこの文章を読んでいることでしょう。けれど「現実を変えたい」は、いつまで経っても実現しないでしょう。なぜなら一般的な意味での「現実を変えたい」は、未来に向かって発している願いだからです。

タイトルとURLをコピーしました