実現する方法を考えるよりも先に「する」と決めてしまうこと(1/3)|vol.158

願望実現

生きていると「○○でなければならない」、逆に「○○してはならない」といった自分ルールが多くあることに気付きます。これは自分で自分に課した制約です。このルールが人それぞれの価値観であり、ひいてはそれが各人の人柄となります。

いい大学に入らなければならない。人に迷惑をかけてはならない。楽してお金を手に入れようとしてはならない。一目置かれなければならない。恋人がいなければならない。人より優れていなければならない。仕事は真面目にしなければならない。人に笑われてはならない。あなたはもう無数にある自分ルールで雁字搦めです。

自分ルールは多岐にわたり大小様々です。生きれば生きるほど制定される自分ルールを全て把握するのは、自分自身でも困難です。あなたは分厚い法律書のような自分ルールを片手に人生の旅路を歩んでいます。その足取りが重く感じるのも無理のない話なのです。

「世界観」。その法律書の表紙にはこう書かれています。百科事典を片手に散歩をしている場面を想像してみてください。一言でいえば重くて邪魔でしょう。手ぶらで歩ければどれだけ軽快で快適でしょうか。ではその邪魔な法律書を捨てていきましょう。

既に語った通り、「○○でなければならない」、「○○してはならない」という自分のルールに気付く度に廃案にしていくのが一つの方法です。手間はかかりますが確実な方法です。もう一つは、その手に持っている「世界観」という名の自分だけの法律書を丸ごと捨ててしまう方法です。

人が通常感じている「今」は、ゼロ地点である「今ここ」とは異なります。普通の感覚での「今」は現在とも言い換えられ、過去と未来の中間地点を指します。「今ここ」をエゴ(自我)を通して見ると、過去を踏まえた「今ここ」となり、時間の概念が加わわることで「現在」と変換されるわけです。

あなたが通常見ているのは、過去ありきの「今ここ」です。過去や経験といったものは、一言で言えば記憶なのですが、「今ここ」に世界観という記憶のフィルターを重ねて見るかどうかで世界は全く違った姿となります。

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