せっかくの人生ですからしたいことをしようではありませんか(3/4)|vol.156

願望実現

「したいこと」のアイデアである意図、それを「する」という決断、それが「できるかできないか」という判断。意図が実現するのか、意図が願望となるのか。その分かれ目は決断と判断の順序によって決まります。

どちらも「したいこと」が意図として自然発生するまでは同じです。その後「する」と決断すれば実行に移されます。日常動作の大半は、意図の後に決断が先にあります。できるかできないか、できるとすればどのようにするかという判断は後回しです。一方、意図の後に判断が先に来て「する」という決断が遅れるのが願望です。

例えば「友人を誘ってランチに行こう」という意図が発生したとしましょう。あなたはまず「する」と決断します。「できるかできないか」という判断は後回しです。一番最初に思い浮かんだ友人に連絡を取ってみましたが、その友人は都合が合いませんでした。そこで初めて「じゃあどうしようか」と方法を考えます。別の友人に連絡してみようか、それとも一人でゆっくりとランチすることにしようか。結末はどうあれ、判断や方法は後付けでいいのです。それよりも最初に「する」と決断することの方が大事です。逆に言えば、先に決断をしなければ判断も方法もわからないのです。

同様に「友人を誘ってランチに行こう」という意図に対して、「友人の都合が悪かったらどうしよう」とか「どうすれば実現するだろう」と判断や方法を先に考えてしまうのが願望です。この場合、「できる」という明確な根拠が示されない限り「する」という決断は保留され続けることになります。先に「する」と決断しなければ何事も動かないという理由がこれです。

「それをする」と決めなければ物事は何も始まらないのは理屈として理解できるでしょう。人生で「したいことをする」には、何よりもその決断が大事なのです。できるできないの判断や、どのようにするかの方法は後回しでいいし、むしろどうでもいいことです。したいことをするのに必要なのは、「それをする」「そんな自分になる」という決断だけなのです。

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