人生の問題は自分が「問題だ」と認識した瞬間に問題となる|vol.146

願望実現

「こんな人生がいつまで続くんだろう」。願望を持っている方なら一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。不安や不満が渦巻く未来へ自分が向かっているようで、人生を歩む足取りもついつい重くなります。

人生の問題はいつ発生しているのでしょう。問題が発生したとき、人は過去を振り返り原因を探ろうとし、未来へ向けて対策しようとします。そして、この一連の流れが人生に問題が発生するメカニズムです。シンプルに捉えれば、問題は「問題がある」と思った瞬間に発生しているのです。

それに加えて、引き起こされた原因を過去に探ったり、これから引き起こされるであろう未来について考えたりすることで固定されていきます。人生の問題は自分が「問題だ」と認識した瞬間に問題となる、という禅問答のような存在なのです。

では、人生の問題を減らしたり無くしたりすることはできるのでしょうか。これもまたシンプルな話で、先ほどのメカニズムの逆をすればいいということになります。問題は問題視しなければ問題とはならない、というこれまた禅問答のような話です。

現実を受け入れると問題はなくなります。この「現実を受け入れる」というのはよく聞く表現ですが、受け入れるとはなにかというと、「現実に抵抗しない」とか「現実を許す」というのがそれに当たります。簡単にいえばどんな現実に対しても「いいよ」と言うことといえます。しかし、それが難しくて難儀している方が多いのではないでしょうか。

結論をいえば、どれだけ受け入れられないと言ったところで、起こってしまったことは「受け入れるしかない」のです。だってもう「起こってしまったこと」に文句を言っても仕方ないでしょう。いつまで引きずっていても起こってしまったことが消えるわけではないのです。

割れたお皿は嘆こうが悲しもうが割れたままです。嘆き悲しんでいるうちに奇跡的に元に戻るわけではありません。人生は全て起こったことへのリアクションなのです。僕らは現実をリアルタイムで起こっているように感じますが、起こった後に思考を加味して整理したものが現実です。

僕らが現実と呼んでいるものは既に過去です。なぜなら、人は起こったことに対してしかリアクションできないからです。思考で整理している段階で、出来事自体は既に過去に仕舞われています。それでも、嘆き悲しみや恨みつらみといったリアクションを取ってしまうでしょう。

「もう終わったこと」

あなたが現実と思っているものは「もう終わったこと」なのです。その出来事自体はとうの昔に起こったことなのに、いつまでも思考の中でいじくり回していると、その出来事はいつまでも「終わらない」のです。

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