実現へのバイパス(3/4)|vol.114

願望実現

再度願望から実現に至る三つの判断の段階をおさらいしておきます。「したいかしたくないか」「できるかできないか」「するかしないか」。この三つの段階を「したい、できる、する」とクリアすれば願望実現です。繰り返しになりますが、このうち「できるかできないか」は、本来判断する必要がないし、正しく判断することは不可能です。

よって真ん中の「できるかできないか」の判断はバイパスできます。したがって「したいかしたくないか」と「するかしないか」を直結しても構わないのです。ところが、ほとんどの夢追い人が、本当はバイパスしても構わない「できるできない」の判断を重視しています。

「できるかできないか」を言い換えれば、叶うか叶わないかです。この部分に極めて慎重になるばかりに、第一段階の「したいかしたくないか」と第二段階の「できるかできないか」をグルグル回り続けてしまうです。そして「できる」という確信が持てたときに第三段階の「するかしないか」に移行するというプロセスを辿ります。

「できるできない」はバイパスしていい段階なのですが、叶うか叶わないかが死活問題となっている人にその言葉は届かないでしょう。ここで、無くてもいい「できるかできないか」の判断を深掘りしたのは、なぜバイパスしてもいいのかを知るためです。

スノーボードの例えに戻ります。あなたにはスノーボードで滑る技術はありません。なにしろスノーボードをしたことがないのです。能力的な観点でいえば、あなたは明らかにスノーボードが「できない」のです。ではどういう観点で「できる」と答えたのでしょう。

あなたは時間やお金といった条件はクリアできるという部分に着目して「できる」と判断しました。能力的なことは度外視して「できる」と判断したわけです。この場合「できる」の根拠は能力的なことではなく、時間とお金だったということになります。

逆にいうと、それが「できる」と判断するための条件になっていたということです。「できるできない」は、あなたの中で何か根拠があれば「できる」と認識されます。根拠とは、あなたが「できる」条件だと思っているものが満たされているかどうかです。

このスノーボードの例で言えば、技術は条件ではなく、お金と時間が条件であったことがわかります。この条件というのが厄介で、したいことが浮かんだときに「したい」を選択すると、その都度条件が提示されます。「それをするためにはこういうものが必要だ」と考えるわけです。

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